高校世界史の問題演習
ゲルマン人の大移動
※青山学院大学の入試問題を参考に作られています。(半角数字のみで入力すること)
4世紀後半に始まった民族大移動の経路を示した地図に関する下記の問いに答えなさい。
選択肢
① ケルト人 |
② 西ゴート人 |
③ 東ゴート人 |
④ アングロ・サクソン人 |
⑤ フン人 |
⑥ フランク人 |
⑦ デーン人 |
⑧ ブルグンド人 |
⑨ ヴァンダル人 |
[0] ランゴバルド人 |
問1 地図中の記号Bに該当する民族名を上記の選択肢①~[0]から一つ選んで記号を答えなさい。
問2 地図中の記号Cに該当する民族名を上記の選択肢①~[0]から一つ選んで記号を答えなさい。
問3 地図中の記号Eに該当する民族名を上記の選択肢①~[0]から一つ選んで記号を答えなさい。
問4 地図中の記号Fに該当する民族名を上記の選択肢①~[0]から一つ選んで記号を答えなさい。
問5 地図中の記号Gに該当する民族名を上記の選択肢①~[0]から一つ選んで記号を答えなさい。
問6 地図中の記号Hに該当する民族名を上記の選択肢①~[0]から一つ選んで記号を答えなさい。
問7 A民族がイングランドで建設した七王国を統一した人物を下記の選択肢①~④から一つ選んで記号を答えなさい。
① エグバート ② アラリック
③ ロロ ④ アルフレッド大王
問8 E民族の王で、5世紀後半にイタリアに侵入し王国を建国した人物として正しいものを、下記の選択肢から一つ選んで記号を答えなさい。
① アッティラ ② テオドリック
③ オドアケル ④ ユスティニアヌス
問9 E民族およびG民族を滅ぼした皇帝の業績として正しいものを下記の選択肢①~④から一つ選んで記号を答えなさい。
① 軍管区制の制定 ② 三圃制の推進
③ 聖像禁止令の発布 ④ 『ローマ法大全』の完成
古代オリエントの統一
※首都大学東京の入試問題を参考に作られています。
次の文章を読んで、以下の問い(1~5)に答えなさい。
西アジアを統一したアッシリアが前612年に滅ぼされると、この地はエジプト・リディア・新バビロニア(カルデア)・ a の4国分立の時代をむかえた。4国のなかでは、新バビロニアがアッシリアの主要部分をおさえてもっとも栄えた。その(1)第2代の王 b は、建築事業に力を入れてバビロンを復興した。また(2)リディアでは、商工業が発展した。
前6世紀半ばになると、 a の支配下にあったペルシャ人が独立してアケメネス朝ペルシャをおこし、4国の分立には終止符が打たれた。アケメネス朝は a ・リディア・新バビロニアをつぎつぎに滅ぼし、前525年、最後にエジプトを征服して、西アジアの最終的な統一を実現した。
アケメネス朝ペルシャは第3代の王 c のもとで、インダス川からエーゲ海にいたる大帝国を築き上げた。(3)アケメネス朝は、軍事・行政・徴税・交通・運輸の制度・組織をととのえた世界史上はじめての巨大帝国であった。アケメネス朝の歴代の王は、力の支配よりも帝国内諸民族の伝統・信仰を尊重し、自治を認める寛容な政治をおこなった。彼ら自身の宗教は、のちに d で国教とされた(4)ゾロアスター教である。
問1 空欄a~dに適切な語句を入れなさい。(数字を入力する場合のみ半角で入力し、それ以外は全角で入力すること)
問2 下線部(1)について、この王が征服したヘブライ人の王国名と、その住民に対してとった措置の名称を記しなさい。(全角のみで入力すること)
問3 下線部(2)について、経済の繁栄したこの国が世界で初めて行なったこととは何か、簡潔に記しなさい。
問4 下線部(3)について、アケメネス朝ペルシャが帝国内諸民族に対して築き上げた支配体制の特徴について、150字以内で説明しなさい。
問5 下線部(4)について、ゾロアスター教とはどのような宗教か、また後世にいかなる影響を与えたか、100字以内で説明しなさい。
戦後の東ヨーロッパ
※( )内の年度のセンター試験の問題を参考に作られています。(答えはすべて半角数字で入力すること)
問1 次の年表に示したa~dの時期のうち、文章中の空欄( ア )に入れる年を含む時期として正しいものを、下の①~④のうちから一つ選べ。
(2010(平成22))
ハンガリーの首都で、( ア )年10月23日、政府に対する大規模な抗議行動が起こった。人々は、学生たちの呼びかけを機に、ポズナニ(ポズナン)のストライキから始まったポーランドでの動きに共感を示すため、1848年革命で戦ったポーランド人軍事指導者ペムの像までデモ行進をした。その後、前年失脚したナジ=イムレの復帰を国会前広場で要求し、ラジオ局を占拠し、スターリン像を倒した。
(※これより後の部分は省略します)
1917年 ロシア十月(十一月)革命
a
1947年 コミンフォルム結成
b
1964年 フルシチョフ解任
c
1989年 ベルリンの壁開放
d
① a ② b ③ c ④ d
問2 ポーランドの歴史について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを、下の①~④のうちから一つ選べ。
(2012(平成24))
a 社会主義体制下で、自主管理労組「連帯」が結成された。
b チャウシェスクによる独裁体制が崩壊した。
① a―正 b―正 ② a―正 b―誤
③ a―誤 b―正 ④ a―誤 b―誤
問3 1950年代から60年代にかけてのソ連と東欧諸国との関係について述べた文として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2002(平成14))
① ソ連軍が中心となって、改革を進めるチェコスロヴァキアに軍事介入を行った。
② ハンガリーのポズナニで、大規模な反ソ暴動が起こった。
③ 東ドイツ政府は「ベルリンの壁」を築いて、ソ連との関係を断った。
④ ソ連が平和共存路線を打ち出したことにより、ワルシャワ条約機構は解体した。
17・18世紀のヨーロッパ文化
※( )内の年度のセンター試験の問題を参考に作られています。(答えはすべて半角数字で入力すること)
問1 デフォーの事績について述べた文として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2010(平成22))
① 「夜警」で市民の姿を描いた。
② 『失楽園』を著した。
③ 万有引力の法則を発見した。
④ 『ロビンソン=クルーソー』を著した。
問2 カントの思想的系譜に関連して述べた文ア~エのうちで正しいものの組合せを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
(2001(平成13))
ア フランシス=ベーコンは、事実の観察から一般法則を導く経験論(帰納法)を説いた。
イ デカルトは、数学的に真理を探究する合理論(
ウ スピノザは、大陸合理論を否定した。
エ イギリス経験論は、ヒュームに始まり、ロックによって大成された。
① ア―イ ② ア―ウ ③ ア―エ
④ イ―ウ ⑤ イ―エ ⑥ ウ―エ
問3 啓蒙思想家について述べた文として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2007(平成19))
① モンテスキューは、『法の精神』を著し、三権分立を説いた。
② ルソーは、モリエールとともに、『百科全書』を
③ ラファイエットは、『第三身分とは何か』を著した。
④ ケネーは、『経済表』を著し、重商主義を唱えた。
清の中国支配
※( )内の年度のセンター試験の問題を参考に作られています。(答えはすべて半角数字で入力すること)
問1 ア に入れる条約の名と、当時の清朝の皇帝の名との組合せとして正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2012(平成24))
領土拡大に伴って、ロシアには清朝と勢力範囲を調整する必要性が生じ、1727年に結ばれた ア でモンゴル北辺における露清間の国境が定められた。
① 南京条約―康熙帝
② 南京条約―雍正帝
③ キャフタ条約―康熙帝
④ キャフタ条約―雍正帝
問2 康熙帝の治世下に起こった事柄として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2003(平成15))
① 軍機処が設置され、政治の最高機関となった。
② 清が北京を占領し、その首都とした。
③ アマーストが、イギリスの使節として清に派遣された。
④ イエズス会以外の宣教師による布教が禁止された。
問3 清の王朝が諸民族に対して行った政策について述べた文として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2003(平成15))
① 満洲(州)族の風俗を漢民族風に改める政策を推進した。
② チベットを藩部として、理藩院の管轄下においた。
③ 学問を保護して、漢民族の反清思想に対しても寛大であった。
④ 明の官僚制度を廃止し、中央の要職には漢民族を採用しなかった。