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高校数学(1・A)の問題演習

令和6年7月17日

背理法

※(  )内の大学の入試問題です。

(1)自然数$a$,$b$,$c$を3辺の長さとする直角三角形を考える。斜辺の長さは$c$で、$a$,$b$,$c$の最大公約数は1であるとする。以下の問に答えよ。
(広島大)


① $a$,$b$のうち少なくとも一つは奇数であることを示せ。

② $a$,$b$のうち少なくとも一つは偶数であることを示せ。

③ $a$,$b$のうち少なくとも一つは3の倍数であることを示せ。

(2)$n$を1以上の整数とするとき、次の2つの命題はそれぞれ正しいか。正しいときは証明し、正しくないときはその理由を述べよ。
(京都大)


命題p:ある$n$に対して、\( \sqrt{n} \)と\( \sqrt{n+1} \)は共に有理数である。
命題q:すべての$n$に対して、\( \sqrt{n+1}-\sqrt{n} \)は無理数である。

解答・解説はこちら

令和6年4月15日

期待値の応用

※(  )内の大学の入試問題です。(すべて半角のみで入力し、分数は、たとえば分母が4で分子が1なら1/4のように、(分子)/(分母)の形で入力すること)

(1)均質な材質でできた直方体の各面に1から6までの数を1つずつ書いてサイコロの代わりにする(1の反対側が6とは限らない)。ある数の出る確率が\( \displaystyle \frac{1}{9} \)であり、別のある数の出る確率が\( \displaystyle \frac{1}{4} \)であるとする。更に、出る目の数の期待値が3であるとする。3の書かれている面の反対側の面に書かれている数は何か。
(名古屋大)


(2)A,Bの二人がじゃんけんをして、グーで勝てば3歩,チョキで勝てば5歩,パーで勝てば6歩進む遊びをしている。1回のじゃんけんでAの進む歩数からBの進む歩数を引いた値の期待値を$E$とする。
(東京大)


① Bがグー,チョキ,パーを出す確率がすべて等しいとする。Aがどのような確率でグー,チョキ,パーを出すとき、$E$の値は最大となるか。

グーの確率
チョキの確率
パーの確率のとき

② Bがグー,チョキ,パーを出す確率の比が\( a:b:c \)であるとする。Aがどのような確率でグー,チョキ,パーを出すならば、任意の$a$,$b$,$c$に対し$E≧0$となるか。

グーの確率
チョキの確率
パーの確率のとき

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