この問題のポイント
x軸と共有点をもっている ⇔ 判別式D≧0
x軸と共有点をもたない ⇔ 判別式D<0
ということを条件反射的に使おう!
(二次関数では、とくにこの判別式が大活躍!)
y=x2−2mx−4m+45のグラフはx軸と共有点をもたないんですから、
判別式D<0となるはずです。
y=ax2+bx+cの判別式Dは、b2−4acと表せましたね。
そして、bの部分が、b=2Bと偶数の形になってるなら、判別式は
D4=B2−acと表せました。
これに従うと、y=x2−2mx−4m+45の判別式は、
(−m)2−1・(−4m+45)<0
つまり、m2+4m−45<0 …ア
一方、y=x2+mx−m+8のグラフはx軸と共有点をもってるんですから、
判別式 D≧0 となるはずです。ですから、
m^2-4・1・(-m+8)≧0
つまり、 m^2+4m-32≧0 …イ
ここで、ア、イの不等式を解きます。アの不等式の左辺を因数分解して解くと
(m-5)(m+9)<0
-9<m<5 …ウ
イの不等式も同様に解くと
(m+8)(m-4)≧0
m≦-8,4≦m …エ
よって、答えはウもエも両方満たしている範囲でないといけませんから、範囲は
-9<m≦-8,4≦m<5
答え. -9<m≦-8,4≦m<5