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この問題でおさえておきたいこと

地層は風化・侵食・運搬・堆積によってできる!
れき、砂、泥は粒の大きさで、堆積岩は何が押し固められたかで異なる!

解答
(1)

(2)
① 侵食,運搬,堆積
② ( a )…キ   ( b )…イ
(3)
凝灰岩
(4)
岩石の名前…石灰岩   気体の名前…二酸化炭素
(5)
風化

重要事項のまとめ

・地層のでき方

気温の変化や太陽光、風雨などの影響で、岩石がもろくなる(風化

川などの流水が岩石を削る(侵食

削られた岩石(土砂という)が川などの流水にのって運ばれていく(運搬

運ばれた土砂が平野や海底にたまって積もっていく(堆積

・堆積した土砂

川から流れこんで堆積した土砂は、粒の直径によって3種類によって分けられる。

よって、このように堆積する

れきは粒が大きく、重い
→遠くまで流れにくい
浅く、海岸に近いところに堆積する

泥は粒が小さく、軽い
→遠くまで流れやすい
深く、海岸から遠いところに堆積する

・堆積岩

堆積したものが押し固められてできた岩石を堆積岩という。
おもに次の6種類がある。

解説

(1)地球が誕生したのは約46億年前と考えられています。ちなみに、宇宙が誕生した(ビッグバン)のは約137億年前、人類の起源は約700万年前と考えられています。

(2)① 堆積することで地形がつくられることもあります。山のふもと(川が山々を抜けて広い平地に出たところ)に土砂が堆積してできる扇状地や、海のそば(川が海に抜けて出るところ)に土砂が堆積してできる三角州などがそれです。

② れき・砂・泥はいずれも川の流水のはたらきによって角がけずりとられることが多いので、粒は丸みを帯びています。そのため、れき岩・砂岩・泥岩いずれも表面を観察すると、粒は丸みを帯びています

(3)「重要事項のまとめ」の説明にあるとおり、この岩石は凝灰岩です。凝灰岩のもととなっている火山灰は川の流れによって角がけずりとられるということはほとんどないので、表面を観察すると、粒は角ばって見えます

(4)「重要事項のまとめ」の説明にあるとおり、この岩石は石灰岩で、二酸化炭素を発生します。ちなみに、石灰岩はサンゴやフズリナなど石灰質(炭酸カルシウムが主成分)の生物の死がい、チャートはホウサンチュウやケイソウなどケイ酸質(二酸化ケイ素が主成分)の生物の死がいが押し固められてできました。

(5)「重要事項のまとめ」を参照してください。