この問題でおさえておきたいこと
低気圧では気流が上昇するから雲ができて天気が悪いということをおさえよう!
気圧の高い低いを山の高い低いに関連させ、風の吹き方を理解しよう!
解答
ア、オ
重要事項のまとめ
・高気圧と低気圧
低気圧 | 高気圧 | |
発生する気流 | 上昇気流 | 下降気流 |
天気 | 気流が上昇するから水蒸気も上空に上がる ↓ 雲ができやすい =天気が悪くなる |
気流が下降するから水蒸気は上がらない ↓ 雲ができにくい =天気が良くなる |
風の向き | 中心に向かって吹き込む | 中心から吹き出す |
※低気圧でも高気圧でも、風は、等圧線に垂直な方向から右にそれて吹きます。
・風の吹き方
1.風は気圧が高いところから低いところへ吹きます。
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斜面でボールを転がしたとき、高いところから低いところへ転がるのと同じことです。
2.等圧線の間隔が狭ければ狭いほど、風は強く吹きます。
↖
地図上で、山の高さを示す等高線の間隔が狭ければ狭いほど、斜面が急だということと同じことです。
解説
ア 高気圧の中心付近で発生するのは下降気流です。
オ 等圧線の間隔が広ければ、風はゆるやかになります。