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この問題でおさえておきたいこと

水の流れがどういう向きになるかをおさえ、生きるために魚はどうしないといけないのかをもとに理解しよう!

解答
ア 高   イ 吸収   ウ 排出   エ 等   オ 少
カ 低   キ 吸収   ク 低

重要事項のまとめ

・海水で生きる魚

海水は濃い液体(=周囲の液体は体液より高張

外に水が流れていってしまう=魚は生きるために塩分より水分を蓄えるようにしないといけない

1.腸から海水を吸収→そこから水分を獲得
2.海水に含まれる塩分をえらから排出(塩分は要らないため)
3.尿は少ししか出してはいけない。塩分は排出したいので、濃い尿(等張な尿)を出す

・淡水で生きる魚

淡水は薄い液体(=周囲の液体は体液より低張

外から水が入ってきてしまう=魚は生きるために水分を逃がさないといけない

1.淡水に含まれる塩分をえらから吸収(塩分は必要なため)
2.尿は大量に出す。塩分は排出したくないので、薄い尿(低張な尿)を出す

解説

魚の体液の浸透圧調節でチェックする点は、水分と塩分をどうするか、どんな濃度の尿をどれぐらい出すのかということなので、その点をおさえましょう。