この問題でおさえたいこと
地形は農業とからめながら平野や台地を中心におさえる!
歴史は屯田兵・アイヌがキーワード!
解答
(1)A 石狩平野 B 根釧台地
(2)知床 (3)ラムサール
(4)屯田兵 (5)エ
(6)ウ
解説
(1)「ポイントのまとめ」を読んでください。
(2)知床半島はオホーツク海に面していて、根釧台地のある半島(根室半島)の北にある半島です。
(3)ラムサール条約には、釧路湿原などの多くの湿地が登録されています。
(4)明治時代初期、明治政府はそれまでの蝦夷地という呼び名を北海道に改め、屯田兵に開拓事業をさせました。
(5)青函トンネルには鉄道しか通っていませんので、自動車道はありません。よって、エの文が誤りとなります。
(6)釧路は遠洋漁業の基地として発展してきた水産都市です。
ポイントのまとめ
1.自然
1)平野・台地
①…石狩平野
稲作がさかんで、県庁所在地の札幌市もある
②…十勝平野
畑作がさかん
③…根釧台地
酪農がさかん
2)河川
あ…石狩川
石狩平野を流れる
い…十勝川
十勝平野を流れる
3)山地・山脈
ア…北見山地
イ…日高山脈
北海道には有珠山などの火山も多く、有珠山周辺の地域では、防災マップ(ハザードマップ)も作られている
4)島
A…北方領土
択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島の総称で、現在ロシアが占拠している
2.気候
冷帯(亜寒帯)に属していて、冬は雪が多く、夏は寒流の影響で太平洋側では濃霧が発生
=全体的に気温が低い
↓
・家の窓を二重窓にして寒さを防ぎ、道路では凍結を防ぐロードヒーティングが発達
・オホーツク海側の海岸では、冬に流氷がみられる
3.歴史
北海道には、古くから独自の文化を持つアイヌという民族が住んでいた
↓
明治時代になると、北海道開拓使という役所が置かれ、屯田兵(ロシアなどに対抗する警備をしながら農業もする日本の兵隊)などにより大規模な開拓がされる
アイヌの人々は土地を奪われ、同化政策をされることで人口が減少
↓
第二次世界大戦後はアイヌの文化保護に方針を変更し、交通も発展
例:
- 高速道路網の充実
- 青函トンネルにより、北海道と本州が海底トンネルで結ばれる
- 新千歳空港は北海道で中心的な空港
東京国際空港との路線は国内線で利用客が最大