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この問題でおさえたいこと

革命によって出された文書を中心に、それぞれの革命の特徴をおさえよう!

解答

(1)A イ  B ア  C ウ
(2)A イ  B ア  C ウ
(3)ボストン茶会事件
(4)イ

解説

(3)イギリスが一方的に課税したことに対して、「代表なくして課税なし」と抗議の動きが植民地側で起こりました。こうした中で、1773年に植民地の人々がボストンでイギリスの船を襲って積み荷の茶を海に投げ捨てるという事件が起きました。これがボストン茶会事件であり、独立戦争の一つのきっかけとなりました。

(4)「一つ目の革命」は清教徒革命(ピューリタン革命)、「二つ目の革命」は名誉革命のことです。

ポイントのまとめ

清教徒革命(ピューリタン革命)

チャールズ1世による絶対王政(=制度上は国王が思い通りに支配できる政治体制)

議会と対立→1642年 国王軍と議会軍の間で武力衝突=清教徒革命(ピューリタン革命)

議会軍のクロムウェルがチャールズ1世を処刑→共和制(国王がいない体制)に移行

名誉革命

クロムウェルの独裁政治→死後、王政が復活

再び議会と対立→1688年 国王を追放、オランダから新しい国王を迎える=名誉革命

権利章典を発布、国王は議会の同意にもとづいてのみ政治をする立憲君主制が確立

アメリカ独立革命

イギリスが、アメリカにある13の植民地に重税を課す

1775年 ワシントンを総司令官として独立革命が起こる

1776年 アメリカ独立宣言発表

1787年 アメリカ合衆国憲法制定

フランス革命

絶対王政による、貴族・聖職者の優遇政策

1789年 不満をもつパリ市民がバスティーユ牢獄を襲撃=フランス革命の勃発

フランス人権宣言を決議
※「人は生まれながらに自由で平等な権利を持つ。」と第1条に書かれていることもおさえましょう。