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この問題でおさえておきたいこと

護憲運動→政党内閣成立→普通選挙法の流れを総理大臣などの人物とからめて理解しよう!

解答
(1)犬養毅
(2)桂太郎
(3)総理大臣は原敬  政党は立憲政友会
(4)加藤高明
(5)治安維持法

解説

(1)犬養毅は総理大臣になった後、1932年の五・一五事件により、海軍将校たちに暗殺されました。

(5)治安維持法は、私有財産制を否定する運動などを取り締まるために制定されました。
また、普通選挙法によって、満25歳以上の男性全員に選挙権が与えられたこともおさえましょう

ポイントのまとめ

第一次護憲運動(藩閥政治をやめて、きちんとした立憲政治をめざす運動)
中心人物:尾崎幸雄、犬養毅
総理大臣:桂太郎→この運動で総理辞職

1916年 民本主義(議会政治と普通選挙制の必要性を説く論)が提唱→民主主義運動が高まる
説いた人物:吉野作造

1918年 はじめての本格的な政党内閣ができる
(軍部と外務大臣以外はすべて立憲政友会の党員が大臣に)
総理大臣:原敬

第二次護憲運動(再び行われた議会無視の政治が原因の、普通選挙施行などを求める運動)
中心政党:憲政会、革新倶楽部、政友会の護憲三派
総理大臣:清浦奎吾(けいご)→この運動で総理辞職

1925年 普通選挙法が成立
満25歳以上のすべての男子に選挙権が与えられる)
総理大臣:加藤高明
※同時に治安維持法も制定され、社会主義運動がおさえられました。