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この問題でおさえたいこと

日本→アジア→ヨーロッパ→アメリカの順に朝が来ることに注意して、アメリカの時刻を日本時間になおそう!

解答

2月10日午後5時

 

解説

まず、アメリカの時間と日本時間が混ぜこぜになってしまっていますから、日本時間に統一して考えましょう。なので、サンフランシスコの到着時刻を日本時間になおします。

日本の時間は東経135度、サンフランシスコは問題文にあるとおり西経120度ですね。ということは、日本とサンフランシスコの間には、135+120 = 255度のずれがあるわけです。時差は、経度15度で1時間のずれが起きますから、日本とサンフランシスコの時差は、255÷15 = 17時間となります。

サンフランシスコはアメリカの都市で、日本のほうが時間が早いですから、日本時間になおすと、
2月10日午前9時30分 +17時間 = 2月11日午前2時30分
日本では、この時間に到着しているという計算ですね。

そこから、飛行時間を逆算したら、出発時刻がわかります。飛行時間は9時間30分なので、
2月11日午前2時30分 -9時間30分 = 2月10日午後5時

ポイントのまとめ

・経度が15度ずれると、1時間の時差が発生
←地球が360度一周するのに、24時間かかるため(360÷24 = 15度)

・地球は西から東の方向で自転

日本→アジア→ヨーロッパ→アメリカの順で朝をむかえる

・重要な経度
経度0度(=本初子午線)…全世界の時間の基準となる経度。ロンドンを通る。
東経135度…日本の時間を決める基準となる経度。兵庫県明石市を通る。

・日付変更線
ほぼ経度180度の線のところにひかれている。
西から東へまたいだら日付を1日戻し、東から西へまたいだら日付を1日増やす