この問題のポイント
自分で書ける簡単な表現を使って文をつくっていこう!
接続詞などを使うときれいな流れの文章になる!
解答(例)
I go to school and play basketball. In the afternoon, I have lunch with my friends and sometimes go shopping with them. I study English after I go home.(29語)
解説
与えられた日本語を英語に訳すのではなく、このような、自分で考えたことを英語にするような問題を自由英作文問題といいます。
自由英作文問題を解くうえでは、ひとつの鉄則があります。自分で書くことのできるぐらいの簡単な英文ですませるようにすることです。自由英作文問題では、書いた英文に文法ミスなどが少しでもあれば、それについて減点があります。ミスが多ければ多いほど、減点も多くなります。減点を防ぐためには、ミスが少なくなるように、難しい英文を書かないするようにするのが、一番の対策になります。
たとえば、この問題の場合は、まずこんな感じで自分が無理なく書ける英文を書きだしていきます。バスケットボール部員だという設定で書いてみました。
- I go to school.
- I play basketball.
- I have lunch.
- I go shopping.
- I enjoy karaoke.
- I study English.
- I watch TV.
ただし、これらの文をそのまま答案用紙に書けばいいというわけではありません。これらをひとつの流れにそった、まとまりのある文章にする必要があります。学校によっては、さっきのような簡単な文が並べられているだけになってないかなど、文章の展開のしかたも評価の対象にしていることもあります。
そのまとまりのある文章に変えるのを手軽にできるのが接続詞、つまりつなぎことばです。たとえば、こんなふうにすることができます。
- 1番の文と2番の文をand(そして)を使ってつなげる
→I go to school and I play basketball.
(I go to school and play basketball.でもOK) - 3番の文と4番の文もand(そして)を使ってつなげる
→I have lunch and I go shopping.
(I have lunch and go shopping.でもOK) - 6番の文について、after(~の後で)という接続詞を使って「帰宅後」という設定にする。
→I study English after I go home.
それをしながら気づいた微調整(「もうちょっとこうしたら、もう少し自然な感じの英文になる」など)をしたり、単語数の制限に合うように調整をしたら、それを解答とすればOKです。
今回の解答例では、昼ごはんを食べたり買い物に行くのは友達と一緒だということ、買い物に行くのはときどきだということを加えています。
解答例全文訳
私は学校に行ってバスケットボールをします。午後には、友だちと昼食をとってときどき買い物に行きます。家に帰った後は、私は英語を勉強します。