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この問題でおさえておきたいこと

振幅が大きくなると音は大きくなり、振動数が多くなると音は高くなる!

解答
(1)

(2)

(3)
記号…ア
理由…(例)(音さBから出た音のほうが、)振動数が多いから。

重要事項のまとめ

・音の大きさと高さ

振動の中心からのふれ幅を振幅という。
振幅が大きくなればなるほど、音は大きくなる

1秒間に振動する回数を振動数という。
振動数が多くなればなるほど、音は高くなる

※振動数の単位はヘルツ(Hz)で、振動の回数(波の数)÷秒数で求めることができます。

・音の大きさと高さの調節

ギターの弦を例に考える。

音を大きくするには、振幅を大きくすればよい。
→弦を強くはじくようにすると、音を大きくすることができる。

音を高くするには、振動数を多くすればよい。
→弦を細くしたり短くしたり、強く張ったりすると、音を高くすることができる。

解説

(1)振幅とは振動の中心からのふれ幅のことで、オシロスコープの波でいうと中心線からの山の高さや谷の深さのことをいいます。波の一番上から一番下までの長さのことではありません。
ちなみに、振動数はオシロスコープの波でいうと波の個数にあたります。

(2)音さを強くたたけば音が大きくなるのですから、「重要事項のまとめ」にあるとおり振幅が大きくなると考えられます。音の高さは変わらないはずですから、振動数は変わりません。よって、波の個数は同じで振幅だけが大きくなっているエが最も適当といえます。

(3)図4を見ると波の個数が多くなっています。振動数が多いということですから、「重要事項のまとめ」にあるとおり音は高いと判断できます。

理由としては、振動数が多いということを述べればいいので、「振動した回数が多い」「波の数が多い」という答えでもOKです。