この問題でおさえておきたいこと
どこの地域でどの文明が栄えたかをおさえよう!
アステカ文明・インカ文明は細かくチェックしよう!
解答
問1 ④ 問2 ②
解説
問1 ①:古代ラテンアメリカ文明は青銅器文化だったので、鉄器は使用していませんでした。
②:キープを使用したのはインカ文明です。
③:テオティワカン文明が栄えたのはメキシコ高原です。
問2 ①:アステカ王国(アステカ文明)が栄えたのはメキシコ高原です。
③:クスコはインカ文明の都です。
④:バルボアはヨーロッパ人として初めて太平洋に到達した人物ですが、テオティワカン文明を滅ぼしたわけではありません。ちなみに、彼の部下の一人が、インカ文明を滅ぼしたピサロです。
ポイントのまとめ
・古代ラテンアメリカ文明について
インディオとよばれる人々が担い手。
とうもろこしやじゃがいも、トマトなどを栽培→大航海時代以降、ヨーロッパなどに広まる
青銅器文化=鉄器は使用していない
・メキシコ湾岸に栄えた文明
- オルメカ文明…中央アメリカ初の都市文明。
- マヤ文明…ユカタン半島の古代文明。ピラミッドを建設。マヤ文字を使用。
・中央アメリカ・メキシコ高原に栄えた文明
- テオティワカン文明…太陽のピラミッドを建設。
- アステカ文明…都テノチティトランを中心に栄える。象形文字や太陽暦を使用。1521年、スペイン人のコルテスによって滅ぼされる。
・アンデス地域に栄えた文明
- チャビン文明…ペルーにおこった文明。アンデス文明のさきがけ。
- ナスカ文明…地上絵を残す。
- インカ文明…ケチュア族がクスコを都に形成。マチュピチュ遺跡を残す。キープで数を示す。1533年、スペイン人のピサロによって滅ぼされる。