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この問題のポイント

canを使った文の文法はbe動詞の文法と同じ!
be動詞の文法と関連させて覚えよう!

解答
(1)We can see the whole town from that building(.)
(2)can't(cannotでもOK)
(3)How can he get right answers(?)

解説

(1)与えられた日本語を読むと、この文は「~ことができます」という形で終わっています。「~することができる」の英語はcanといいます。このcanを使った文のつくりかたは、be動詞の文のときと同じようにつくることができます。なので、それを思い出しながら文をつくっていきましょう。

be動詞の文は、主語(「~は」「~が」の部分)の次にbe動詞をおき、I am ~.とかYou are ~.のように文をつくりました。同じようにすると、この問題の主語は「私たちは」ですから、We canと文をはじめることとなります。

そして、canの次に、何ができるかの動作をあらわす言葉、つまり動詞をもってきます。この問題では、「見る」ことができるんですから、canの後にseeをおきます。ちなみに、canの後の動詞は必ず原形をもってきます。主語が何でも、三単現のsなどはいっさい使いません。

よって、We can seeと書いていくことができます。このように、主語+can+動詞の原形という語順になります。そして、seeと書いたからには、何を見るのかを示さないといけませんから、「町全体」の英語のthe whole townをつづけて書きます。

最後にどこから見ることができるのかということで、「あの建物から」という英語を加えると、
We can see the whole town from that building.
という文が完成します。

(2)この文で英語になおされていなさそうなのは、「できません」という部分です。「できる」の英語はcanでしたから、これの否定文の形になりますね。

be動詞の否定文は、be動詞の後にnotをおきましたね?だから、I am ~.の否定文はI am not ~.という形になります。これと同じで、canの文の否定文も、canの後にnotをおきます。たとえば、I can ~.という文はI can not ~.となります。

しかし、問題では、空所が1個しかありませんから、単語も1個しか入れることができません。このcan notという形には短縮形があって、can'tという1語にすることができます。また、can notをcannotと書くこともできます。このどちらかを入れるといいでしょう。

ちなみに、canの否定文でも使われる動詞は原形です。

(3)文末が?で終わっているということは、この文は疑問文だと考えられます。そして、並べかえる単語にcanがありますから、canの文の疑問文のつくりかたを確認しないといけません。

be動詞の疑問文は、be動詞を主語の前に移します。だから、You are ~.はAre you ~?というようになりますね。canの文の疑問文も、canを主語の前に移します。たとえば、You can ~.はCan you ~?となります。この問題では、並べかえる単語で主語になりそうな単語としてheがありますね。ということは、can heという語順になります。

そして、(1)や(2)と同じように、疑問文でもcanが使われている文では動詞は原形を使います。この問題では動詞はgetしかありませんから、can he getと書くことができます。

ただ、並べかえる単語にはhow(どのように)という、5W1Hの単語があります。このような単語がある疑問文では、5W1Hの単語を一番はじめに持ってきて、その後は疑問文の語順になるという形になっていましたね。canの文でも同じようにします。ですから、How can he getと並べることができます。

あとはanswersとrightを正しく並べるだけなので、
How can he get right answers?
とすればいいですね。

ちなみに、並べかえた英文の意味は、「どのようにして彼は正しい答えを得ることができますか?」です。